「納豆菌」がなければ美味しい野菜は育たない

バシラス菌をご存知でしょうか?

日本人が古来より食べてきた納豆、これを作り出すのがバシラス菌です。 土の中にはさまざまな種類の微生物が生息し、美味しい野菜の成長に必要な栄養分を作っています。栄養分とは、「微生物が分解した有機物」のことです。その栄養分を作る分解行程においてそれぞれの微生物に役割があり、なかでも「バシラス菌」は、縁の下の力持ちとして非常に重要な役割を担う微生物になります。

バシラス菌は別名「枯草菌」と呼ばれ、文字通り枯れた草等大きな有機物を好んで分解しています。そして、栄養分の製造はここから始まります。

簡単に説明するとバシラス菌(枯草菌群)が枯れ草等の大きな有機物をみじん切りにします。そのみじん切りにされ小さくなった有機物を、今度は微生物群Aがペースト状にまで細かく分解します。さらに、ペースト状にまで小さくなった有機物を微生物群Bが液状にします。液状にまで小さくなった有機物はすでに無機の状態(窒素・リン酸・カリ等)になり、植物の栄養となり根から吸収されていきます。野菜はこうした分解行程を踏んだ栄養を摂取し、その結果美味しく・元気に成長していくのです。

つまり、栄養分の源は「バシラス菌」をはじめとする枯草菌群が大きな有機物を分解するところから始まるのです。裏を返せば、枯草菌群の菌数・活性が乏しい土では、栄養分が充分に製造されず、有機物を与えても美味しい野菜は育たないことを意味するのです。

バシラス菌は微生物世界のピラミッドの底辺であり、野菜はピラミッドの頂点で栄養を吸収しています。底辺作りがしっかりと行われることで、頑丈で背の高いピラミッドが出来上がるのです。

そして、そのバシラス菌の中でも特に活性度の高い種類を選別し、その複数種をブレンドした微生物土壌活性剤が「納豆菌の力」なのです。

少し難しい表現でしたが、簡単に言うと、「納豆菌の力」とは元気なバシラス菌だけを厳選して集めたものであり、これを皆さんの田畑や果樹園の土壌に含ませることで、たくさんの栄養分を生み出す良い土・豊かな土へと生まれ変わるということです。

美味しい作物を作るためには良い土、豊かな土が必要です。そして、豊かな土づくりの手助けをするのがバシラス菌なのです。

また、近年の研究でバシラス菌が根の発根促進物質を生成しているということが解明されております。この発根促進物質により、作物は2次根・3次根と呼ばれる根毛の発育が促進され、味に大きな影響を及ぼす微量要素等の吸収がスムースにおこなわれるのです。

つまり「納豆菌の力」は有機物の分解が積極的に行われる豊かな土壌づくりをし、一方でその栄養を吸収する根の発根促進物質を生成するという二重の効果を発揮し、美味しい作物づくりの良きパートナーとなるのです。

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ご利用いただいたお客様の声をご紹介 農家の皆様に大人気、納豆菌の力の商品案内 使い方はいたって簡単、納豆菌の力の使い方
*バシラス属菌のことを便宜上『納豆菌』と呼んでいます。
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